お線香は、自身のけがれ、空間を清める力があります。仏様が祀られているその場を「荘厳（しょうごん＝清める）」することで、仏様やご先祖念う気持ちは、お線香の煙に乗って届けられます。お仏壇にお線香を焚くことは、仏様への敬意を示す重要な行為となります。

お仏壇に手を合わせる際に、お線香をお供えしましょう。
お線香の香りで穢れや邪気を祓って、心身を清めてから、仏様にご挨拶しましょう。
ストレスが溜まってネガティブ思考に陥っている時、あるいはお部屋で嫌な感じがした時などにも、お線香を焚くと、身も心も、その場の空間も浄化することができます。

瞑想を行う際にお線香を焚くと、頭が整理され、集中力が高まり、気持の平穏が得られるので、深い瞑想状態に入っていけます。
自分を見つめ直し、精神を穏やかに整えてくれるなどの効果も期待できるので、ぜひお使いくださいませ。
また２０分程度の燃焼時間ですので、瞑想を行う時間の目安としてもお勧めです。

お線香の本数は宗派や地域、家庭によって異なりますが、一般的には1本から3本が一般的です。

手であおいで消すのが一般的です。お線香の火を口で吹いて消すのは避けるべきです。
火のついたお線香を地面に対して垂直に持って、それをそのまま真下に向かって約20cm～30cmくらいシュッと下げる方法で、火を消すこともできます。

お線香に使用期限はございません。
稀に、長期間保管いただくと上匂いが飛ぶことがございますが、火をつけたときの香りの品質には問題ございません。